笑顔・食セクションコラボ企画 「かつらむきむき!ちぎってちぎって!選手権」


7月に行われたプレゼンテーションで5企画の中から選出された、笑顔・食セクションコラボレーション企画「かつらむきむき!ちぎってちぎって!選手権」。その後、実行委員会を再編して何度も打ち合わせを重ねて迎えた11月26日イベント当日。クイズ大会やボッチャ大会と同じくZoomで法人内の各事業所をつないで実施しました。競技はご利用者による「ピーラーを使った大根の皮むき」、「新聞ちぎり」、「職員による大根のかつらむき」の3種目。1チームご利用者6人、職員2人の8人構成のチーム戦。むいた(ちぎった)長さを得点化、1度も途切れなかったり一定の長さまで達すればボーナスポイントを獲得できるルールです。11月1日に開所した狛江市にある「グループホームえだまめ」にあやかり、「1点=1えだまめ」としました。

競技前には厨房職員による大根のかつらむきのデモンストレーションを行いました。厨房内で頑張っている厨房職員にスポットをあて、その技術を披露してもらおうという企画です。「料理の鉄人」のBGMにのせ、なめらかな包丁さばきに各会場では「すごーい!」など、厨房職員へのリスペクトの声があがりました。

さて、いよいよ競技の開始です。まずは職員による「大根のかつらむき」。家で料理はするけど、かつらむきをする機会はほとんどないという職員が多く、ケガ人が出ないか心配されましたが1分間慎重に包丁をすすめていました。厨房職員ではない職員のかつらむきをしている姿に各会場大いに盛り上がりました。


続いて、ご利用者による「大根のピーラーむき」です。以前ピーラーを使用したことのある方や調理器具を初めて手にされる方など様々でしたが、職員に見守られながら笑顔でゆっくりとピーラーを動かす方もいれば、会場からの応援を受け、真剣な表情でものすごい早さでバンバンむいていく方など、とても見ごたえのある2分間でした。


最後の種目は、ご利用者による「新聞ちぎり」です。1枚の新聞紙を2分間でどれだけ長くちぎれるかを競いあうルールです。お一人で黙々とちぎり進めるかた、新聞紙の縦・横のちぎりやすさを考えながらちぎる方、職員と一緒にワイワイちぎる方など、こちらの種目もまた各会場とても盛り上がりました。

優勝はポンテの「むきむきポンテ」チーム。日頃の日中活動時間での練習の成果もあり、圧倒的なパフォーマンスでした。ご利用者・職員がワンチームとして競いあう今イベントは、見て、やって、応援して楽しい、ほかとはまた一味も二味も違うイベントになりました。

余談になりますが、イベントで使用した大根は後日食事で提供しました。

関連記事