法人一体イベント「献立交換」を行いました。今回もご利用者に「より楽しく」イベントに参加いただけるよう、「料理のジャンル(和・洋・中)」、「食材(肉・魚・卵)」をご利用者によるクジ引きの結果で決定する「抽選会」を4月17日に開催しました。オンラインで各事業所をつないでの抽選会。「クジ」は事業所ごとに、団扇を加工したものや、ひもクジ風なものなどさまざまで、その場にいても画面越しでもわかりやすく、ドキドキ感が高まる工夫がされていました。クジ引きの結果、足立の高齢者支援事業所(さくらかえで、リブインさくら※以下、足立)は「肉を使った和食」、府中・狛江の障害者支援事業所(みずき、ポンテ、こまえ工房・えだまめ※以下、多摩)は「卵を使った和食」に決定しました。
献立交換本番は6月です。抽選会から約2か月あり、抽選会の盛り上がりを何とか本番まで継続できるかが課題となりました。そこで今回は、前述で決定した「料理ジャンル」「食材」からご利用者意見を参考に足立・多摩の厨房よりそれぞれ3つずつ献立候補を挙げ、それをご利用者による人気投票の結果で、提供する1品を決めようということになりました。投票は5月上旬に実施し、厨房で作成した料理の写真と説明書きを用いて、各事業所で多くのご利用者に参加いただきました。人気投票の結果、足立は「おろしハンバーグ」、多摩は「親子卵焼き」で「献立交換」を行うことに決定しました。
献立交換はこれまで足立・多摩同日開催としていましたが、各事業所でそれぞれでも行事の計画があることから、今回、足立は6月19日、多摩は6月12日と別日での開催となりました。
今回もご利用者はもちろん、職員にも試食の形でイベントに参加してもらいました。「ハンバーグ」と「卵焼き」の親しみのあるメニューということもあり、召し上がった多くの方から好評をいただきました。実施後のアンケートで、おろしハンバーグに対しては「手ごね感があって、食べ応えがあった」「シソのおろしポン酢でさっぱりしていて食欲がなくても美味しく食べられた」、親子卵焼きに対しては「卵のふんわり感と具材のシャキシャキ感が良かった」「出汁がきいていて美味しかった」、どちらに対しても「定番メニューにしてほしい」「もっと食べたかった」との意見もありました。
おかげさまで、「献立交換」は法人の恒例行事になってきました。これまで、毎年アレンジを加えて開催し、参加事業所もどんどん増えています。これからもご利用者に「より楽しく」イベントに参加いただけるように努めてまいります。