指導職研修


指導職とは、チームケア推進の基幹的役割を担う存在であり、次世代の幹部職員でもあります。部下の育成や模範となる根拠ある行動と支援の実施が期待されます。

そこで、足立ブロックから3名、多摩ブロックから4名の指導職を選抜し、指導職研修を行いました。内容は、令和5年4月17日の新人合同研修会のなかでの「コミュニケーション研修」(30分×2)の実施です。参加する指導職員でチームをつくり、「高齢者とのよりよいコミュニケーション」「障害者とのよりよいコミュニケーション」をテーマに研修プログラムづくりから始めました。

視力低下体験メガネ

視力低下&難聴体験を育成チームメンバーを相手に試してみます。

30分間で分かりやすく伝えるため様々な工夫をこらした結果、「高齢者とのよりよいコミュニケーション」では加齢による視力低下と難聴を色付きメガネと耳栓を用いて体験する内容に、「障害者とのよりよいコミュニケーション」では心地よい介護と不快な介護を具体的事例から導き出す内容に仕上がりました。

そのなかで、「望ましいコミュニケーション」について指導職員同士で認識をすり合わせ、互いの理解と共感、チームとしての結束力を育む機会となりました。

今後、このような指導職研修を年2回実施し、作成した研修プログラムは新人合同研修以外の場でも活用していきたいと思います。

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