ランドマークチームは、3つのチーム、その地域性にあわせてそれぞれの地域活動を行っています。今回は「こまえチーム」の活動をご紹介します。
10月末に、学校長様、多摩川ロータリークラブ様、親の会の皆様の計らいで、狛江市内の中学校で行われた防災訓練に参加しました。一部のご利用者も一緒に参加でき、楽しく過ごすことが出来ました。
まずは、消防車の放水です。銀杏の実がたくさんついたイチョウの木に、消防車から勢いよく放水します!雨のように銀杏が落ちてきて、時折、シャワーのような水も生徒さんや我々に降りかかります。イルカショー最前列さながら、もう大騒ぎです。
たくさん落ちた銀杏は、銀杏拾い部隊が回収し、銀杏洗い部隊に移ります。そこでキレイにされた銀杏は天日干しにされます。この中学校では、30年前より生徒さん主体のボランティア活動「銀杏募金」をされているそうです。素晴らしい!
続いて、グランドに移動して、防災体験です。煙体験ハウスの煙はフルーツの香りでした。ほんとの煙はこのようにはいきません。緊急時の応急担架の作り方も学びました。たくさんの工夫で感心ばかりです。見慣れた消火器訓練は皆さん経験豊富でした。
最後は、体育館で、消防士さんによる防災講話です。狛江市の人口対比で、消防士1名に対し市民350人。「消防士は350分の1の力しかないが、市民は350倍の力がある」その言葉が非常に印象に残りました。ランドマークチームで、その「力」のつなぎ役になれないかな~なんてずっと考えながら聴きました。夢あるヒントも貰えて、大変有意義な交流と時間が過ごせて皆さんに感謝です。
狛江市のホームページに「銀杏募金」の活動が紹介されています。