新人合同研修会

今回、育成チーム企画により令和3年10月~令和4年4月に入職した職員を中心に新人合同研修会を行いました。

実施目的としては、近年ご入居者、ご利用者の重度化や、サービスに対する多様化(期待感)に伴い、支援現場においてサービスの向上と提供する職員の質が求められます。そのため新人のうちから、法人の方針を学ぶこと、方向性や支援の軸を合わせること、基礎的な支援技術など、学ぶことが多く、そのうち法人としての共通事項を中心に集中的に学ぶ場となっています。また、普段あまり関わることのない他事業所の職員とともに研修を行うことで、事業所の職員としてだけでなく、法人の職員であることの意識を高めていくことも目的としており、職種、経験年数に関係なく研修会に参加してもらいました。

研修プログラムとしては法人理念、基本方針、求める人財像を知り、法人の思いや職種、キャリアに応じ支援者として求められる人財像をワークショップで学んで行きました。また、高齢者福祉および障害者福祉において、根拠法の理解、法令遵守、認知症や障害特性に応じた関わり方の基礎を理解しました。専門的な食事分野の栄養ケアや嚥下の実体験などもあり、受講者はディスカッションを含め楽しく参加していることが印象的でした。内容的には多様で6時間と長い研修となりましたが、法人職員として最も必要な内容を集約した研修として位置づけています。

当法人の考えは、ご入居者(ご利用者)主体であり、心と心が通い合う支援を実現することが大前提ですべての職員が統一した方針でサービス提供をしてくことを目指します。

<研修プログラム>

①法人理念、基本方針

②根拠法基本研修(介護保険法、障害者総合支援法)

③栄養ケア

④嚥下の仕組み(実体験)

⑤新型コロナウイルス感染症の対応(BCP計画)

⑥守秘義務と勤務

⑦高齢者、障害者理解

⑧求める人財像ワークショップ

※特別養護老人ホームさくら 障害者支援施設みずき 2拠点テレビ会議にて実施しました。

足立ブロック9名 多摩ブロック6名の参加でした。

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