徳武 孝 本部長
２０２３（令和５）年１月２１日、２４年前足立邦栄会が産声を上げたその日に、私たちは法人ホームページをリニューアルしました。「事業所から法人へ」「強くしなやかな組織」「元気のお裾分け」などなどたくさんのメッセージをこめて、たくさんの人に届けと願ってのリニューアルです。ホームページをご覧いただき、何か楽しそうだなと、ワクワクしてもらえたら幸いです。
これらのメッセージは、私たちが「ビジョン２０２３」と銘打った５ヶ年プロジェクトを推し進めていく中から生まれてきたものです。そしてホームページをリニューアルした冒頭の日付は、ビジョン２０２３の集大成として組織化した、人財部・財務部・情報マーケティング部から成る法人本部が発足した日なのです。
本部発足は、ビジョン２０２３があと一年で終了し、次の中長期計画に向かうための出発点であり、その意味するところは、ビジョン２０２３のプロジェクトチームが法人の組織の中に位置付けられたということです。私たちの中核である利用者支援のための事業所運営のように、目的の達成に向けチャレンジかつ持続可能な展開が責務となります。
三つの部の使命は明確です。そしてそこを礎に、次の５年、さらに次の世代に引き継いでいくために、どのようなビジョンを描き計画していくのかを、これから一年かけて話し合っていくことになるでしょう。その中でも変わらないイメージは、ご利用者やご家族、地域のひとや職員など、かかわるすべてのひとに向けて、私たちがたくさんの種を蒔き、あふれる陽光、風とおしの良い空気、水や肥料で豊かな土壌をともに耕していき、豊かな果実を実らせ、多くのひとに届けていくというものだと思います。
人財部
人財部は「その人にとっての“しあわせ”をともに生み出し、届けることができる人財で法人を満たし続けていくこと」を使命とします。「採用（新卒採用チーム、キャリアアップ採用チーム）、定着（人事考課推進チーム）、育成（育成チーム）、労務・管理（人財部）」の役割に部内をわけ、「法人理念」や「足立邦栄会の求める人財像」のもと、連動した運営を行います。
働く職員が、事業所だけでなく法人全体について、何を大切にしてどのように働いているかを、自信をもって答えられるようになること、そして、足立邦栄会が働きたい場所として選ばれ、より成長していける人財で満たされていくことを目指します。
財務部
ご利用者が必要としている支援を展開・継続し、その支援の流れを数年・数十年と繋いでいくことが法人の社会的使命であり、そのためには適切な財務状況のもとで事業を実施していくことが必要不可欠です。
そこで財務部では、法人の黒字化による財務面での事業継続性の確保を使命とします。
限られた財源の中で、施設・事業所の建物や付随設備の老朽化にどう対処していくか。地域のニーズに応え新たな支援を展開するための資金確保のあり方をどう考えていくか。
これらの課題に対し、事業・支援の安定性・継続性を第一に、予算管理・財務分析のみならず、法人の将来構想に基づいた包括的な視点とバランス感覚をもって取り組みます。
情報マーケティング部
キーワードは「つながる」です。足立邦栄会を必要としているひとたちと、足立邦栄会とが「つながる」こと。すなわち、地域や社会の必要（ニーズ）に応えつづけること。これが情報マーケティング部の使命です。
つながり方は３つあります。福祉サービス（利用者支援）、福祉サービス以外の方法（地域活動など）、職員エンゲージメント施策（働き甲斐創出など）。つながるプロセスも３つです。ニーズを知る、足立邦栄会を知ってもらう（情報発信）、ニーズの充足（つながる）。
これらを通して、ご利用者やご家族、地域のひと、足立邦栄会で働くひと、の３つのひとたちとつながり、地域や社会にとって必要な存在でありつづけることを目指します。
ビジョン２０２３組織図（クリックで大きな画像が表示されます）
