みずき

みずき通所支援課のクリスマス会


みずき通所支援課ではここ数年恒例になっている一つの行事があります。
クリスマス会での「ぶっつけハンドベル演奏」です。
演奏の曲目は勿論クリスマスにちなんだものなので、赤鼻のトナカイやジングルベル、きよしこの夜といったものになります。ハンドベルの音に合わせ、色分けされた折り紙が一曲ずつ模造紙に貼られているのは職員が夜なべして作った涙と汗の結晶とでも言っておきましょうか。こちらを楽譜代わりに後は演奏者を「その場で」決めます。

クリスマス会当日、一曲ごとに職員にはくじを引いてもらいます。今年用意されたくじの形式はくじ棒タイプ。赤く印がついた棒を引いたひとが奏者になります。棒を引き抜く瞬間が、一番盛り上がるのは言うまでもないでしょう。
「当たりです、○○職員」
声が上がる際、選挙だったら当選を喜ぶ勝利のガッツポーズが見られるはずですが通所支援課では逆のことが起きます。イヤだーっ!うわーっ!などと名前を呼ばれて嘆く声がフロアに響くのです。その姿を見てご利用者は大盛り上がり。音感がないからやりたくないと話す職員へ、ご利用者の方が精一杯の声援を送られる光景は滅多に見られないものではないでしょうか。

あとは選ばれし演奏者たちによるぶっつけ本番演奏会の始まりです。ヴァイオリンでそっと誘導してくれる職員に感謝しながら調子外れのハンドベル演奏がフロアに響きます。ご利用者はケーキを頬張りながらそれを眺める、そんなクリスマスがお決まりになってきています。写真からも雰囲気が伝わればいいなと願いつつ、現場からのレポートとさせて頂きます。

イベント日の通所の際に小物を身に着けられ、会を盛り上げて頂いています。

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